水虫を酢で治す方法も有効ですが・・
水虫を酢で治す方法は、わりと軽い症状であったり一時的に症状をやわらげるには有効です。
水虫の主な原因は、白癬菌などカビの一種の感染による炎症の症状なわけですが、酢にはとても強い酸性の特性がありますので、抗菌・殺菌作用は期待できます。
ただし、酢に足をひたし表面の殺菌をするだけでは、水虫は完治できません。水虫菌は皮膚の深層に深く入り込んで生息していますので、なかなか外用薬だけでは菌を根絶できないのです。
水虫は、もともと病院で処方される最新の抗真菌外用薬を使ったとしても、完治までには数か月かかるという、非常に根気のいる治療なんですね。
そして、水虫を酢で治す方法は、デメリットもあります。殺菌作用が抗真菌外用薬よりも中途半端なため、水虫菌が爪に転移して爪水虫になりやすい・・という傾向がありますので、爪が湿気にさらされるような環境の人は、酢での治療は注意しないといけません。
また、酢の他には「アロエのしぼり汁が良い」なんていう話も聞きますが、肌に合わず逆にアレルギーや炎症反応が強くなるケースもありますので、薄い濃度から・短い時間から、少しずつテストしてみながら慎重に進めていきましょう。
ただし、どちらにしろ病院で処方される最新の抗真菌外用薬を使っても完治までには数か月かかるわけですし、それに比例して費用もかなりかかるわけです。
それだったら、軽い症状の段階であれば、水虫を酢で治す方法のほうが断然安く治療できる・・ということも言えます。
ということは、まずは病院で高額な医療費をかけるのではなく、酢を用いるような民間療法で試してみて、それでもダメなら病院で・・という順番で良いわけです。
あるいは逆に、病院の薬は副作用があってダメだった・・民間療法に切り替えたら治った・・というケースもありますので、まずは素直にやってみることも大事なわけです。