水虫に効く薬は相性が難しく副作用もある
自分の水虫にぴったり効く薬が見つかれば、それはもう最高なわけですが、実際はそう甘くはありません。
水虫の主な原因は、白癬菌といういわゆるカビの一種です。実はこの白癬菌もいろんな種類があって、それに効く薬もそれぞれ違うので、自分の水虫との相性を見つけ治すことは難しいのです。
だから、市販の水虫薬を使っても治らない・医者から処方された薬でも変化なし・・ということが起こります。
水虫の薬の多くは抗真菌剤と呼ばれるもので、数十種類以上あります。皮膚や爪に直接塗る外用薬が主流ですが、病院では飲む内服薬も処方されるケースがあります。
外用薬は3タイプで、浸透性・速乾性と使いやすさに優れた液剤、持続性の高い軟膏剤、速乾性やパウダーなどが混ぜられるスプレー剤です。症状や、その人の身体との相性に応じて色々選択できるようになっています。
しかし・・・お話したように、自分の水虫にピンポイントに効く薬に出会うのが非常に難しいのと、「西洋医学で使われる化学物質で作られた薬」というのは、水虫薬に限りませんが、ほぼすべてに副作用があります。
水虫の炎症がひどくなった、刺激痛が激しくなった、かぶれがひどくなった・・ということが起こりえるのです。
水虫の治療薬には飲んで取り込む内服薬もあるわけですが、特に化学薬品の飲み薬には副作用がつきものです。一部では、食欲減退・胃潰瘍や胃炎、肝機能障害などの副作用がまれにあります。
実は、一般的に使われる水虫薬を一切使わずに、水虫を治す方法があります。これは単純に「○○だけすればいい・・」というものではなく、直接的な滅菌方法の他、体質改善であったり、環境の改善もあります。
水虫の主原因である白癬菌はカビの一種ですので、カビが好む環境があるわけです。カビが繁殖しやすい環境や条件を放置してそのままでは、水虫薬だけでは治りませんし、もし治ったとしてもまたすぐに感染してしまいます。
水虫に対しては、人間の体は免疫はできないのです。薬を一切使わず水虫を完治させ、再発もさせない方法を学ぶ必要があるのです。