水虫の症状は初夏から急増する

 

年間の外来患者数の季節的変化、すなわち水虫の足白癬で皮膚科にかかる人にはどのような季節的特徴があるのでしょうか。

日本医真菌学会が行った、日本各地の真菌症の統計から抜きだしたものを見ると、水虫の外来受診者数は五月から急に増えて、夏が終わるとともになだらかに減っています。

水虫の白癬菌が、高温多湿の環境で発生することがよくわかります。

水虫患者さんの多くは、足白癬の症状で皮膚科にかかった人で、言い換えると、この時期に症状が出たか悪くなったために受診した人なんです。

そして、治療によって症状がとりあえずなくなると受診をいったん止めて、次の年にまた同じことをくり返すというパターンになるのです。

このことは、水虫の白癬菌のケアやコントロールに際しての重要なヒントになるわけです。

水虫が治りにくいということは、いったん治療によって症状が治まったあと、再発が多いということにもなりますね。水虫の再発を防ぐためには、皮膚の症状がなくなってほとんど正常に近い状態になったとしても、診察を続けて、薬を処方しなければいけないのです。

しかし、症状が消えると、ほとんどの患者さんは治療を止めてしまうのです。金銭的な理由もあるでしょうが、治療の根気が続かないわけで、これが水虫足白癬の再発をくり返す理由のひとつなんです。

患者さんにその気がないのに、皮膚科医だけがなんとか患者さんに治療を続けさせようと説得し、工夫をこらしているわけですから、実際にはあまり望みはないのかもしれませんね。

病気の治療は、あくまで医師と患者さんとの共同作業なのです。ほかの病気の引き金になったり、まわりの人に感染させることもあるので自覚していきましょう。

 

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