水虫をかかえている患者数はどれくらいいるか

 

真菌症の患者は皮膚科外来患者の約10%程と言われています。現在わが国には、水虫の原因であるカビの一種「足白癬菌」にかかる患者さんはどれくらいいるのでしょうか。

想定になりますが、薬の販売量や病院、薬局での患者数からの推定では、総計1500万人程度という数字も出ているようです。

水虫治療薬の抗真菌剤の販売量から推定する場合、販売されている薬を薬局の店頭で薬を購入する患者さんが考えているのは、ばくぜんとした「水虫の薬」です。そうした患者さんのなかには、ほんとうの足白癬の人もいるでしょう。

ですが、多くの人が実は自己判断で、つまり医学的な検査を受けることなく、かってに水虫の薬を求めていることが知られています。ですので、この約1500万人という数字は、いまひとつあてにならないのかもしれません。

やはりより正確な数字は、実際に患者さんを診断いる病院の皮膚科のデータによるものです。しかしこれも、一定地域の住民すべての検診を行った結果でのデータはありません。そこで、通常は外来の患者さんのデータから試算することになります。

一般的な皮膚科診療所や総合病院の皮膚科での患者頻度から計算しますと、皮膚科患者全体のなかで真菌症患者はほぼ10%程度です。そして、やはり北よりも南にいくにしたがって割合が増える傾向にあります。菌が好む湿度の面もあるでしょう。

そして、真菌症患者のなかで白癬全体が占める割合は90%で、さらに足白癬の患者さんがこのうち70%くらいです。実際の外来診療では、これらの患者さんのほかに、真菌症と間違えやすい病気で受診される患者さんもいます。

そうなりますと、いわゆる真菌外来受診数は、これらよりも増えることになります。

 

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